activities 岡山大学研究協力会×岡山県立大学協力会×OASIS 初コラボイベントを開催

 岡山大学研究協力会は、3月11日、岡山県立大学協力会、おかやまAI・IoT・セキュリティ共創コンソーシアム(OASIS)と「ロボット×デザインで描く未来」をテーマとした講演会及び交流イベントを開催しました。
 本イベントは、岡山大学と岡山県立大学・OASISがそれぞれの強みである研究分野について相互に理解し合うとともに、両大学の協力会及びOASISの会員企業間の連携を図ることにより、新たなイノベーション創出を促進することを目的として企画しました。三者が連携してイベントを開催するのは初となります。
 イベントには、両協力会及びOASISの会員企業や県内企業、大学関係者など約70人が参加しました。岡山大学からの講演では、学術研究院環境生命自然科学学域の松野隆幸教授が登壇し、「医療用ロボットの設計開発」と題して、岡山大学における医工連携プロジェクトでの経験を踏まえ、ロボット設計におけるデザインの大事さなどを紹介しました。岡山県立大学からの講演では、デザイン学部工芸工業デザイン学科の舩山俊克准教授が登壇し、「夢(=未来)を描く力としてのデザイン」と題して、問題を解決するための手法としてのデザインについて話しました。
 続いて行われたトークセッションでは、松野教授、舩山准教授の他にOASIS会長で学術研究院環境生命自然科学学域の高橋規一教授をパネリストに加え、研究推進機構産学連携本部の佐藤浩哉本部長のファシリテートのもと、「ビジョン・ドリブンの産学連携によるオープンイノベーションの加速」と題し、共通のビジョンの実現に向け、多様なステークホルダーが共創する「ビジョン・ドリブン」型の産学連携を実現するにはどうすればよいかについて、会場を巻き込みながら、熱い議論を交わしました。
講演会終了後には交流会を開催。企業関係者のほか、教員・学生など約40人が参加し、相互の交流を深めました。
 今後、岡山大学研究協力会では、大学と産業界の緊密な連携によるイノベーション促進のために、大学間の広域連携を通した分野融合・産学融合に向けた取り組みを進めてまいります。

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