activities 研究協力会「令和5年度 理事会・総会」の開催報告

令和5年6月9日、本会は令和5年度岡山大学研究協力会理事会・総会を本学津島キャンパス共育共創コモンズ(OUX)で開催しました。理事会・総会には代理・関係者を含め、60名が参加しました。

冒頭、中島基善会長が「岡山大学と連携し、世界的に優れた研究の進展とスタートアップの創出に力を入れてゆく」と開会挨拶した後、中島会長が議長となって議事が行われ、審議の結果、以下の議案について原案のとおり承認されました。
 第1号議案 役員の補充選任及び選任について
 第2号議案 令和4年度事業報告及び収支決算について
 ・令和4年度事業報告
 ・平成4年度収支決算
 第3号議案 令和5年度事業計画(案)及び収支予算(案)について
 ・令和5年度事業計画(案)
 ・令和5年度収支予算(案)
 第4号議案  規約の制定及び変更について(案)
 役員の補充選任及び選任

続けて、事務局から、令和5年度は以下の活動を計画している旨報告がありました。
・産学共創促進チャレンジ事業への支援
・学生による会員企業インタビュー(新規企画)
・研究協力会HP(リクルートページ)の運用
・研究協力会会員にメリットや魅力ある講演会の開催
また、以下について規程を定めたい旨提案があり、審議の結果、原案のとおり承認されました。
・研究協力会のロゴの取り扱いについて
・研究協力会の後援、協賛等の名義使用について

理事会・総会終了後には、令和5年度から学長に就任した岡山大学の那須保友学長(写真)と、本会と関連が深い事業を所掌する三村 由香里 理事(企画・評価・総務担当)、菅 誠治 理事(教学担当)・上席副学長、阿部 匡伸 理事(デジタルトランスフォーメーション・グリーントランスフォーメーション担当)・上席副学長にご登壇いただき、それぞれの方針についてご説明いただきました。

那須学長は、本年度からの学⻑就任に際して掲げた「不易流⾏の⼤学経営」というビジョンについて解説し、研究分野においては、若手、中堅、シニアが感動と高揚感を感じ誇りと希望を持ち、研究に打ち込める場づくりを時代が変わろうとも変えてはいけない「不易」、政策や地域等の連携による 「岡大でしか成し得ない研究」の強力な推進を時代の変化や社会の要求に応える形で変化させていかねばならない「流行」と定義。その実現に向け、研究戦略を学内にヒト、モノ、資金などを集積し、専門知を蓄積させて拠点化することで、アカデミアとしての研究力向上とイノベーション創出を図る「内なる場の形成」から学内から人々が住む街という「舞台」へ出て、産学官民それぞれの専門知を融合させた総合知で協働で事に当たり、街・社会・地域を共に創りあげていく「外なる場の形成」へと転換すると述べ、今後は教育・社会貢献・大学運営においても、本学に関わる過去・現在・未来の方々の物心両面の幸せ(well-being)を追求した大学法人経営を行い、地域と地球の課題解決を通して人類社会の持続的発展に貢献する誇りと希望に満ちた「誇りと希望の学都」を創成すると決意を表明しました。

続いて、各理事から、三村理事は、専任コーディネーターの配置などによる地域連携の強化を、菅理事は、地域への就職に関する課題の解決への取り組みを、阿部理事は、DXを軸とした本学の地域課題解決の促進などの方針をそれぞれ説明されました。

理事会・総会終了後には、岡山大学津島キャンパスにあるJテラスカフェにて那須学長や各理事をゲストにお迎えした交流会を開催しました。
参加した42名の会員・関係者は、ワインやビールを片手に、熱心に情報交換を行いました。

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